【2026年最新】銀行株79社の増配率ランキング|2年で配当4.3倍、優勝銘柄はどこだ

本記事は投資に関する情報提供を目的としたものであり、特定銘柄の売買を推奨・勧誘するものではありません。投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。また、記事内のグラフ・表・数値には誤りが含まれる可能性があり、正確性を保証するものではありません。重要な判断を行う際は、決算資料等の一次情報を必ずご確認ください。

【2026年最新】銀行株79社の増配率ランキング|2年で配当4.3倍、優勝銘柄はどこだ

「増配する銀行は株価も上がる」を、数字で検証する

前回の記事(銀行株はまだ間に合う?配当・株価・純利益を全79社で徹底比較)で、僕はこう書きました。

配当を増やす方針を掲げている銀行は、株価にも好影響が出やすい

ただ、あのときは表を眺めて「なんとなくそう見える」と言っただけで、きちんと数字で検証はしていませんでした。

そこで今回は、銀行セクター全79社を「増配率」だけで並べ替えて、ランキングにしてみます。

そのうえで、

  • 増配率1位の銀行は、株価も1位だったのか
  • 「配当を増やさなかった銀行」はどうなったのか
  • 2年前にその銀行を買っていた人は、いま何%の利回りを受け取っているのか

を検証し、最後にこの2年間の銀行セクター「優勝銘柄」を1社決めます。

結論を先に言うと、増配率ランキングの単純1位と、この記事が選んだ優勝銘柄は別の銀行でした。その理由も含めて見ていきます。

使うデータと集計のルールについて

使うデータ

呼び方 中身 状態
2024年度 2025年3月期の1株配当 実績
2025年度 2026年3月期の1株配当 実績
2026年度 2027年3月期の1株配当 会社予想

「現在」は2026年度(2027年3月期)の会社予想配当を指します。

会社が「今期はこれだけ払います」と公表している、いま時点で最新の数字です。

そのうえで、増配率を2種類計算します。

  • 2年増配率 = 2026年度予想 ÷ 2024年度実績 − 1(この2年でどれだけ配当が増えたか)
  • 1年増配率 = 2026年度予想 ÷ 2025年度実績 − 1(直近1年でどれだけ配当が増えたか)

2年と1年の2本立てにするのは、「2年前に一発だけ大きく増やして、そのあと止まっている銀行」を見抜くためです。2年増配率だけを見ていると、勢いが止まった銘柄をつかんでしまいます。

集計から外した2社

  • SBI新生銀行(8303) — 上場形態の変更があり、2年前・1年前の株価および翌期の配当予想が取得できないため除外
  • 楽天銀行(5838) — 無配のため増配率を計算できず除外

したがって、以下のランキングは77社が対象です。株価は「現在」「1年前」「2年前」の3点、配当はkabutan.jpの実績・予想データを使っています。

株価データは、

現在 → 2026年8月27日

1年前 → 2025年8月27日

2年前 → 2024年8月27日

で直近の終値を使っています。

なお、以降の表で配当実績(2024年度・2025年度)の数値に添えている「(◯%)」は、その時点の目安の配当利回りです。

本来は各年度の配当が確定したタイミングの株価で計算すべきですが、そこまでのデータは取得しておらず、簡便的に上記「2年前」「1年前」の株価(いずれも2026年8月27日時点で取得したもの)を使って「配当 ÷ 株価」で計算しています。

あくまで目安としてご覧ください。

【1年増配率】ランキング TOP20

まずは直近の勢いから。

2025年度実績 → 2026年度予想の伸び率です。

順位 コード 企業名 配当 2025年度実績(円) 配当 2026年度予想(円) 1年増配率 株価 1年前 株価 現在 株価 1年上昇率 予想配当利回り
1 8337 千葉興業銀行 10.0(0.65%) 20.0 +100.0% 1,529.0 2,719.0 +77.8% 0.74%
2 7384 プロクレアホールディングス 50.0(2.96%) 100.0 +100.0% 1,689.0 4,480.0 +165.2% 2.23%
3 8366 滋賀銀行 28.0(2.17%) 50.0 +78.6% 1,290.0 2,698.0 +109.1% 1.85%
4 7167 めぶきフィナンシャルグループ 28.0(3.08%) 44.0 +57.1% 907.9 1,661.0 +82.9% 2.65%
5 8544 京葉銀行 42.0(3.48%) 66.0 +57.1% 1,207.0 2,712.0 +124.7% 2.43%
6 8418 山口フィナンシャルグループ 64.0(3.59%) 96.0 +50.0% 1,785.0 3,127.0 +75.2% 3.07%
7 8392 大分銀行 34.0(3.47%) 50.0 +47.1% 980.0 2,767.0 +182.3% 1.81%
8 8336 武蔵野銀行 56.7(4.44%) 82.0 +44.6% 1,276.7 2,699.0 +111.4% 3.04%
9 8387 四国銀行 60.0(4.24%) 86.0 +43.3% 1,414.0 3,380.0 +139.0% 2.54%
10 8558 東和銀行 35.0(3.79%) 50.0 +42.9% 924.0 1,444.0 +56.3% 3.46%
11 7173 東京きらぼしフィナンシャルグループ 21.2(2.41%) 30.0 +41.5% 878.8 1,685.0 +91.7% 1.78%
12 8393 宮崎銀行 40.0(4.55%) 56.0 +40.0% 880.0 2,415.0 +174.4% 2.32%
13 8362 福井銀行 108.0(5.50%) 150.0 +38.9% 1,965.0 6,740.0 +243.0% 2.23%
14 8377 ほくほくフィナンシャルグループ 110.0(3.04%) 150.0 +36.4% 3,620.0 8,025.0 +121.7% 1.87%
15 5831 しずおかフィナンシャルグループ 80.0(4.09%) 108.0 +35.0% 1,954.0 3,523.0 +80.3% 3.07%
16 5830 いよぎんホールディングス 60.0(2.99%) 80.0 +33.3% 2,010.0 3,875.0 +92.8% 2.06%
17 8388 阿波銀行 142.5(4.07%) 190.0 +33.3% 3,500.0 9,290.0 +165.4% 2.05%
18 7180 九州フィナンシャルグループ 29.0(3.33%) 38.0 +31.0% 870.7 1,527.5 +75.4% 2.49%
19 7381 CCIグループ 23.0(3.72%) 30.0 +30.4% 618.0 1,211.0 +96.0% 2.48%
20 8367 南都銀行 43.0(4.34%) 56.0 +30.2% 991.0 1,865.0 +88.2% 3.00%

1位・2位が +100%(配当2倍)という結果になりました。

千葉興業銀行が10円 → 20円

プロクレアホールディングスが50円 → 100円

と、どちらも一気に2倍にしてきました。

ただし千葉興業銀行は、配当を2倍にしても予想配当利回りは0.74%しかありませんw

もともとの配当水準が極端に低かったので、2倍になってもまだ低い、という状態です。

3位の滋賀銀行(28円→50円、+78.6%)以下は、利回りも2%前後まで戻ってきており、増配の実感が伴う水準です。

【2年増配率】ランキング TOP20

続いて本命、2024年度実績 → 2026年度予想の2年間です。

順位 コード 企業名 配当 2024年度実績(円) 配当 2026年度予想(円) 2年増配率 株価 2年前 株価 現在 株価 2年上昇率 予想配当利回り
1 8550 栃木銀行 7.0(2.41%) 30.0 +328.6% 291.0 1,023.0 +251.5% 2.93%
2 8377 ほくほくフィナンシャルグループ 50.0(2.87%) 150.0 +200.0% 1,740.0 8,025.0 +361.2% 1.87%
3 8366 滋賀銀行 18.0(2.64%) 50.0 +177.8% 683.0 2,698.0 +295.0% 1.85%
4 7167 めぶきフィナンシャルグループ 16.0(2.85%) 44.0 +175.0% 561.0 1,661.0 +196.1% 2.65%
5 8362 福井銀行 58.0(3.01%) 150.0 +158.6% 1,925.0 6,740.0 +250.1% 2.23%
6 8399 琉球銀行 38.0(3.51%) 98.0 +157.9% 1,082.0 3,105.0 +187.0% 3.16%
7 8393 宮崎銀行 22.0(3.75%) 56.0 +154.5% 587.0 2,415.0 +311.4% 2.32%
8 7381 CCIグループ 12.0(2.37%) 30.0 +150.0% 506.0 1,211.0 +139.3% 2.48%
9 8346 東邦銀行 9.0(3.24%) 21.0 +133.3% 278.0 943.0 +239.2% 2.23%
10 8392 大分銀行 22.0(3.24%) 50.0 +127.3% 679.0 2,767.0 +307.5% 1.81%
11 8522 名古屋銀行 90.0(3.92%) 200.0 +122.2% 2,293.3 6,830.0 +197.8% 2.93%
12 7184 富山第一銀行 34.0(2.85%) 75.0 +120.6% 1,194.0 3,250.0 +172.2% 2.31%
13 8544 京葉銀行 30.0(3.85%) 66.0 +120.0% 780.0 2,712.0 +247.7% 2.43%
14 8344 山形銀行 45.0(4.08%) 98.0 +117.8% 1,104.0 4,300.0 +289.5% 2.28%
15 8360 山梨中央銀行 76.0(4.32%) 163.0 +114.5% 1,760.0 7,110.0 +304.0% 2.29%
16 8358 スルガ銀行 29.0(2.49%) 60.0 +106.9% 1,164.0 2,914.0 +150.3% 2.06%
17 8368 百五銀行 21.0(3.60%) 42.0 +100.0% 583.0 2,258.0 +287.3% 1.86%
18 8388 阿波銀行 95.0(3.67%) 190.0 +100.0% 2,589.0 9,290.0 +258.8% 2.05%
19 8337 千葉興業銀行 10.0(0.94%) 20.0 +100.0% 1,068.0 2,719.0 +154.6% 0.74%
20 7384 プロクレアホールディングス 50.0(2.70%) 100.0 +100.0% 1,850.0 4,480.0 +142.2% 2.23%

1位は栃木銀行の+328.6%の、7円 → 30円でした!

なんと、2年で配当が4.3倍なりました。

2位のほくほくフィナンシャルグループ(+200.0%)以下も、上位20社すべてが配当2倍以上になったという結果でした。

東証の銀行業は全部で約80社なので、1/4が2年間で配当2倍になったということです。

素晴らしいぞ!銀行セクター!

さらに、右側の株価上昇率を見ましょう。

上位20社は、株価が2倍〜4.6倍になっています。

やばすぎー!

優勝は、どの企業か?

勝手にランキング作られ、勝手に優勝を決められる企業にとってはたまったものではないかもしれない。

今回、優勝の条件について整理します。

  1. 2年前にこの銀行を買っていたら、いま受け取れる配当利回り(取得価格ベース)が一番高いこと
  2. 2年前にこの銀行を買っていたら、株価上昇率が一番高いこと

実際に2年前に買っていた人が今、インカム(利回り)とキャピタル(値上がり)で、どれだけ儲かっているかを見てみましょう!

検証1:栃木銀行(8550) — 増配率1位の中身

項目 数値
配当 7円 → 26円 → 30円
2年増配率 +328.6%(セクター1位)
株価 291円 → 1,023円(+251.5%、セクター15位)
配当利回り(2年前に買った場合・YOC) 10.31%(セクター2位)
配当利回り(今から買う場合) 2.93%
純利益 −223億円 → +83億円

栃木銀行は2024年度に223億円の最終赤字を計上しています。

前回の記事で触れた、低利回り国債など有価証券の処理が重くのしかかった年ですね。

しかし、栃木銀行は配当金を予想据え置きし、前期よりも増配した「7円」を配当として出しました。

今回の2軸で見ると

「取得価格ベースの利回りは10.31%とセクター2位」

「株価上昇率(+251.5%、セクター15位)」

と、まずまずの結果となりました。

検証2:ほくほくフィナンシャルグループ(8377) — 増配率2位

項目 数値
配当 50円 → 110円 → 150円
2年増配率 +200.0%(セクター2位)
株価 1,740円 → 8,025円(+361.2%、セクター1位)
配当利回り(2年前に買った場合・YOC) 8.62%(セクター11位)
配当利回り(今から買う場合) 1.87%
純利益 391億円 → 589億円(+50.7%)

純利益が黒字のまま+50.7%成長しており、配当も50円→110円→150円と2年連続で大幅に増やしている、中身の良い増配です。

「取得価格ベースの利回りは8.62%(セクター11位)」

「株価上昇率+361.2%は、なんとセクター77社中1位!」

と良い結果でした。

検証3 2つの軸で並べ直す

全77社を「取得価格ベース利回り」「株価2年上昇率」それぞれの順位で並べ、2つの順位を足し合わせた「順位合計」が小さい銘柄から並べ直したのが次の表です。

順位 銘柄 取得価格ベース利回り 株価2年上昇率 順位合計
1 百十四銀行(8386) 10.36%(1位) +340.7%(3位) 4
2 三十三フィナンシャルグループ(7322) 9.65%(3位) +342.1%(2位) 5
3 宮崎銀行(8393) 9.54%(4位) +311.4%(4位) 8
4 山梨中央銀行(8360) 9.26%(5位) +304.0%(6位) 11
5 ほくほくフィナンシャルグループ(8377) 8.62%(11位) +361.2%(1位) 12

百十四銀行と三十三フィナンシャルグループは、どちらも「利回り・上昇率とも上位」というバランスの良さが際立ちました。

総合順位の判定はAIに任せてみた

最終的な総合優勝の判定は、AI(Anthropic社のClaude、モデルは Sonnet 5)に、判定してもらうことにしました。

誰にも忖度しない(質問者には忖度する)AIだからこそできる平等な評価を見てみましょう。

優勝:百十四銀行(8386)

2年間の銀行セクターの優勝は、百十四銀行でした。

ホルダーの皆さん、おめでとうございます!

百十四銀行は、香川県高松市に本店を置く地方銀行です。

  • 純利益は137億円 → 189億円(+37.6%)
  • 配当、36.2円 → 58.5円 → 70.0円(2年増配率+93.4%、セクター22位)
  • 2年前に買っていたら、取得価格ベースの配当利回りは10.36%、セクター全77社中1位
  • 株価は675.8円 → 2,978.0円(+340.7%、セクター3位)

百十四銀行は増配率そのもの(+93.4%)では77社中22位で、上位ではありませんでした。

しかし、百十四銀行は当時から、約5.36%と高配当でした。

おそらくこれは、2024年の期中で増配を決めたため8月時点の株価だと高利回りになったのだと推測できます。

つまり、今回の検証なのですが、8月末の株価データではなく、年初または、年度末の株価データでやるべきだった!(ごめんなさい)

検証:増配率と株価上昇率に、本当に相関はあるのか

ここからが今回いちばんやりたかった検証です。

前回の記事で「なんとなくそう見える」と書いた部分を、数字で確かめます。

相関係数は0.653

77社の「2年増配率」と「2年株価上昇率」の相関係数を計算したところ、0.653でした。

相関係数は−1〜+1の値をとり、+1に近いほど「一方が増えれば他方も増える」関係が強いことを示します。

株式のデータで0.65というのは、かなりはっきりした正の相関と言っていい水準です。

増配率で3グループに分けてみた

もっと直感的に分かるように、77社を増配率の順に3つのグループへ分けて、平均を出しました。

グループ 社数 平均2年増配率 平均2年株価上昇率 平均予想利回り
上位20社 20 +143.2% +237.1% 2.2%
中位37社 37 +68.3% +176.6% 2.6%
下位20社 20 +11.6% +86.4% 2.2%

上位グループと下位グループで、株価上昇率で大きな差がつきました。

同じ銀行株でも、この2年で得られたリターンはまったく違ったということです。

「銀行株が上がった」ではなく、増配する余力ができた銀行株が上がったというのが、この2年間の正確な表現だと思います。

配当を増やさなかった11社は、どうなったか

いちばん分かりやすいのが、この2年間で配当を1円も増やさなかった銀行です。77社中11社ありました。

コード 企業名 配当 2024年度実績(円) 配当 2026年度予想(円) 株価 2年上昇率 予想配当利回り
8338 筑波銀行 5.0 5.0 +156.5% 0.72%
8364 清水銀行 60.0 60.0 +101.0% 1.97%
7161 じもとホールディングス 5.0 5.0 +77.9% 0.88%
8713 フィデアホールディングス 75.0 75.0 +77.1% 2.77%
8542 トマト銀行 50.0 50.0 +54.3% 2.60%
8383 鳥取銀行 50.0 50.0 +45.1% 2.60%
8562 福島銀行 5.0 5.0 +37.2% 1.37%
8416 高知銀行 25.0 25.0 +37.2% 2.12%
8349 東北銀行 50.0 50.0 +37.1% 3.08%
8410 セブン銀行 11.0 11.0 +18.9% 3.28%
7150 島根銀行 10.0 10.0 +0.2% 1.92%

この11社の平均株価上昇率は+58.4%。セクター全体が大きく上昇したこの2年でも、この程度に留まっています。

島根銀行にいたっては+0.2%、つまりほぼ横ばいのまま2年が過ぎました。

「銀行セクターが強いらしいから」という理由だけで銘柄を選ぶと、この11社を引く可能性があったということです。

セクターを当てても、銘柄選びで結果は変わりますね。

増配のいちばんの威力は「利回りが育つ」こと

増配株投資の面白さは、株価の値上がりよりもむしろこちらだと思っています。

株を買ったあとに増配があると、買った値段は変わらないのに、受け取れる配当だけが増えていきます。

では実際に、2年前にこの銀行を買っていた人は、いま何%の利回りを受け取っているのか見てみましょう。

順位 コード 企業名 2年前の株価 2026年度予想配当(円) 2年前に買った場合の利回り 今から買った場合の利回り
1 8386 百十四銀行 675.8 70.0 10.36% 2.35%
2 8550 栃木銀行 291.0 30.0 10.31% 2.93%
3 7322 三十三フィナンシャルグループ 456.0 44.0 9.65% 2.18%
4 8393 宮崎銀行 587.0 56.0 9.54% 2.32%
5 8360 山梨中央銀行 1,760.0 163.0 9.26% 2.29%
6 8345 岩手銀行 635.5 58.0 9.13% 2.46%
7 8399 琉球銀行 1,082.0 98.0 9.06% 3.16%
8 8344 山形銀行 1,104.0 98.0 8.88% 2.28%
9 7327 第四北越フィナンシャルグループ 903.3 80.0 8.86% 3.20%
10 8522 名古屋銀行 2,293.3 200.0 8.72% 2.93%
11 8377 ほくほくフィナンシャルグループ 1,740.0 150.0 8.62% 1.87%
12 8367 南都銀行 652.0 56.0 8.59% 3.00%
13 8343 秋田銀行 2,330.0 200.0 8.58% 2.36%
14 8370 紀陽銀行 1,826.0 156.0 8.54% 3.15%
15 8387 四国銀行 1,014.0 86.0 8.48% 2.54%
16 8544 京葉銀行 780.0 66.0 8.46% 2.43%
17 8336 武蔵野銀行 969.3 82.0 8.46% 3.04%
18 5831 しずおかフィナンシャルグループ 1,301.0 108.0 8.30% 3.07%
19 7350 おきなわフィナンシャルグループ 2,443.0 200.0 8.19% 2.64%
20 7189 西日本フィナンシャルホールディングス 1,718.0 140.0 8.15% 3.01%
21 8558 東和銀行 628.0 50.0 7.96% 3.46%
22 7167 めぶきフィナンシャルグループ 561.0 44.0 7.84% 2.65%
23 8362 福井銀行 1,925.0 150.0 7.79% 2.23%
24 8334 群馬銀行 907.2 70.0 7.72% 2.55%
25 8341 七十七銀行 1,356.7 104.0 7.67% 2.74%
26 8714 池田泉州ホールディングス 364.0 27.5 7.55% 2.60%
27 8346 東邦銀行 278.0 21.0 7.55% 2.23%
28 8551 北日本銀行 2,546.0 192.0 7.54% 2.61%
29 8600 トモニホールディングス 399.0 30.0 7.52% 2.78%
30 8361 大垣共立銀行 2,001.0 150.0 7.50% 1.89%
31 8524 北洋銀行 433.0 32.0 7.39% 2.56%
32 8392 大分銀行 679.0 50.0 7.36% 1.81%
33 8388 阿波銀行 2,589.0 190.0 7.34% 2.05%
34 8366 滋賀銀行 683.0 50.0 7.32% 1.85%
35 8537 大光銀行 1,463.0 106.0 7.25% 3.59%
36 8368 百五銀行 583.0 42.0 7.20% 1.86%
37 8359 八十二長野銀行 939.3 65.0 6.92% 2.49%
38 7182 ゆうちょ銀行 1,377.5 93.0 6.75% 2.92%
39 5832 ちゅうぎんフィナンシャルグループ 1,524.5 102.0 6.69% 2.97%
40 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ 1,504.5 96.0 6.38% 2.72%
41 7184 富山第一銀行 1,194.0 75.0 6.28% 2.31%
42 7380 十六フィナンシャルグループ 850.0 53.0 6.24% 2.11%
43 7337 ひろぎんホールディングス 1,127.5 70.0 6.21% 3.02%
44 7389 あいちフィナンシャルグループ 488.0 30.0 6.15% 1.66%
45 5830 いよぎんホールディングス 1,318.0 80.0 6.07% 2.06%
46 7381 CCIグループ 506.0 30.0 5.93% 2.48%
47 7186 横浜フィナンシャルグループ 825.4 47.0 5.69% 2.46%
48 8418 山口フィナンシャルグループ 1,688.5 96.0 5.69% 3.07%
49 8316 三井住友フィナンシャルグループ 3,177.3 180.0 5.67% 2.71%
50 8563 大東銀行 719.0 40.0 5.56% 3.57%
51 8354 ふくおかフィナンシャルグループ 3,807.0 210.0 5.52% 2.75%
52 7384 プロクレアホールディングス 1,850.0 100.0 5.41% 2.23%
53 7173 東京きらぼしフィナンシャルグループ 556.2 30.0 5.39% 1.78%
54 8331 千葉銀行 1,198.0 64.0 5.34% 2.29%
55 8309 三井住友トラストグループ 909.5 47.5 5.22% 2.74%
56 8381 山陰合同銀行 1,303.0 68.0 5.22% 2.67%
57 8358 スルガ銀行 1,164.0 60.0 5.15% 2.06%
58 7180 九州フィナンシャルグループ 755.5 38.0 5.03% 2.49%
59 8411 みずほフィナンシャルグループ 3,004.0 150.0 4.99% 1.83%
60 8713 フィデアホールディングス 1,527.0 75.0 4.91% 2.77%
61 8395 佐賀銀行 2,378.0 110.0 4.63% 1.73%
62 5844 京都フィナンシャルグループ 2,326.0 105.0 4.51% 2.17%
63 8541 愛媛銀行 1,115.0 48.0 4.30% 1.57%
64 8349 東北銀行 1,184.0 50.0 4.22% 3.08%
65 8542 トマト銀行 1,246.0 50.0 4.01% 2.60%
66 8364 清水銀行 1,515.0 60.0 3.96% 1.97%
67 8410 セブン銀行 282.2 11.0 3.90% 3.28%
68 8383 鳥取銀行 1,325.0 50.0 3.77% 2.60%
69 8304 あおぞら銀行 2,753.5 100.0 3.63% 2.98%
70 8308 りそなホールディングス 1,029.5 37.0 3.59% 1.53%
71 8365 富山銀行 1,700.0 55.0 3.24% 2.37%
72 8416 高知銀行 858.0 25.0 2.91% 2.12%
73 7150 島根銀行 519.0 10.0 1.93% 1.92%
74 8562 福島銀行 266.0 5.0 1.88% 1.37%
75 8337 千葉興業銀行 1,068.0 20.0 1.87% 0.74%
76 8338 筑波銀行 271.0 5.0 1.85% 0.72%
77 7161 じもとホールディングス 321.0 5.0 1.56% 0.88%

百十四銀行を2年前に675.8円で買っていた人は、2026年度予想の70円配当を受け取るので、**取得価格ベースの利回りは10.36%**になります。

同じ銘柄を今日2,978円で買う人の利回りは2.35%ですから、同じ会社の同じ配当なのに、4.4倍の差がついているわけです。

10.36%は、3000万の投資で、311.8万の配当になるわけですから、バカにならないですね。

高配当株投資というと「今の利回りが何%か」に目が行きがちですが、長期で効いてくるのは「これから増えるかどうか」のほうだというのが、このデータの結論です。

増配を続けても、「今から買う利回り」はむしろ下がっていた

ここまでは「2年前に買った人」の話でしたが、逆に「その時々の株価に対して、配当利回りは何%だったか」を77社平均で追いかけると、興味深い結果になりました。

時点 平均配当利回り(当時の株価ベース)
2年前 3.75%
1年前 3.97%
現在(予想) 2.42%

増配自体はほぼ全社で続いているのに、77社中74社は、2年前と比べて「今から買う場合の利回り」が下がっています。

配当の伸びより株価の伸びのほうが大きかったということです。

上で見た通り、この2年の平均株価上昇率は+230%前後、平均増配率はそれよりずっと小さい水準となりました。

自分は、これは銀行株の決算書から予想できる増収増益と、

政策金利が今後、どのペースかは分からないが、上昇してさらに金利による収益が伸びると、

市場が強い期待をしていることの証拠だと思っています。

1Q決算で増配を決めた3社

このランキングの「2026年度予想」は会社予想の配当です。

会社予想は本決算のタイミングで出したあとも、四半期ごとに修正されることがあります。

今回、2027年3月期の第1四半期決算で配当予想を上積みした銀行が3社ありました。

コード 銀行名 発表日 当初予想 修正後予想 増額幅 修正後の1年増配率
7327 第四北越フィナンシャルグループ 2026/7/31 76.0円 80.0円 +4.0円 +27.0%
7167 めぶきフィナンシャルグループ 2026/8/5 40.0円 44.0円 +4.0円 +57.1%
5831 しずおかフィナンシャルグループ 2026/8/6 98.0円 108.0円 +10.0円 +35.0%

3社とも、配当だけを単独で引き上げたわけではありません。

いずれも1Qの実績を受けた通期業績予想の上方修正とセットで発表しています。

めぶきFGは2027年3月期の連結純利益見通しを従来予想から100億円引き上げて1,050億円(前期比+25%)とし、中間・期末をそれぞれ2円増やして年間44円に修正しました。

しずおかFGは年間配当を当初予想から10円増の108円へ、第四北越FGは4円増の80円へ、それぞれ通期業績予想の上方修正と同時に開示しています。

配当を増やす体力が、期の途中で実際に増えたということです。

なお、この記事のランキングは3社とも修正後の予想配当で計算しています。

配当データの取得日(2026年8月27日)が3社の発表日より後だったため、上のランキングの「2026年度予想」の列にはすでに修正が反映済みです。

順位の入れ替わりもありません。

ちなみに、もし当初予想のままだったら、めぶきFGの1年増配率は+42.9%で4位から10位あたりまで下がり、2年増配率も+150.0%で4位から8位あたりに落ちていました。

しずおかFGにいたっては1年増配率が+22.5%となり、TOP20圏外でした。

四半期ごとに配当予想をチェックする価値は、けっこう大きいということですね。

記念配当に注意

銘柄 配当推移 1年増配率
京都フィナンシャルグループ(5844) 60円 → 180円 → 105円 −41.7%
富山第一銀行(7184) 34円 → 84円 → 75円 −10.7%

一見すると「大幅減配」に見えますが、どちらも2年増配率で見ればプラス(京都FGが+75.0%、富山第一が+120.6%)です。

実際、京都FGは純利益を365億円→967億円(+164.6%)へ大きく伸ばしており、業績が悪化したわけではありません。

記念配当で今期が減配に見えてしまう可能性もあるので注意してください。

ランキングを参考にしつつ、実際に決算書を確認して購入する株を決めるのが良いと思います!

まとめ

この検証で分かったのは、想像以上に銀行セクターが伸びていたということです。

そして、これから伸びる企業を探すのが大変だと思いました。

今回の2年のデータを見ていて思ったのは、今を基準にどれだけ伸びるか、を想像して探すというのがどれだけ大事かってことですね。

業績が伸びることは想定されている銀行セクターなので、アッと驚くような利回りに進化しそうな、株価上昇には乗り遅れたけど改善された銘柄を探せれば良いのかなと思います。

そういった意味では今回のランキング下位の銘柄なんかは調査する価値が強いのかなって思います。

前回も書いた通り、業務粗利益の伸びと、株主還元方針はよく見る必要がありそうです。

現在の株価の時点で、かなり先の業績まで織り込まれているように見えます。

※本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任でお願いします。